ロッテルダムは現代的かつ個性的な建築が多く、 Rotterdam Centraal station (ロッテルダム中央駅)もそのひとつ。Team CSと名付けられた Benthem Crouwel Architects、MVSA Architects、West 8による共同設計で、ロッテルダム駅の利用客増に伴い2014年に旧駅舎から建て替えられた。正面から見た駅建物は左右非対称でどの角度から見ても大胆なパースが近未来的な印象を与え、周辺の洗練された都会的なビル群とも調和している。かと言って壁面や駅構内の天井には木材が使用されているため冷たい感じはなく、多くの人が訪れても居心地の良い空間となっている。駅から少し離れた場所には駅舎と揃えたデザインの鋭角の入り口が特徴の駐車場も併設されていておもしろい。また駅周辺にはそれぞれ個性的な建物が立ち並び、街歩きを楽しくさせてくれる。